タイルを貼るって、人間がやることなんだから、やればできるはずですって思っていましたが、やっぱり、職人技なんだと痛感しました。
セメント6袋 砂17袋。。。。
これを購入した時点で、やや不安がよぎりました。
不安は一杯でしたが、とにかく言われた分量に配合して、客席のフロアに敷き詰め始め、黙々と水平器で平らにならしていきました。
これが、通称「パサ」とよばれるものです。
この作業は、果てしない気もしましたが、結構楽しみました。
でも、、、
パサの上に「ノロ」という接着剤的なものを敷く段階に入ると、とたんにむずかしくなり、にっちもさっちもいかなくなり、タイルはガタガタで、床にもひっつかないという、最悪の状況になりました。疲れてくると、「ノロ」のことを「トロ」と言ったり「べちゃ」と言ったり、、、
仲間割れが起きそうなくらいのピリピリ感もありました(笑)
でも、知恵を絞りあい、専門家からのアドバイスも得て、やや希望も見え始めました。
これは、試行錯誤の末、タイルにノロをつけるという方法をあみだした瞬間の写真です。
翌日に作業は持ち越し、
幼馴染のくみちゃんが手伝いに来てくれて、少しずつは「ノロ」を理解できて来たのか、なんとかかんとか、無事ノロの段階を終えました。11歳からの仲良しですから、息もぴったりです。
音楽好きなくみちゃんのおかげで、この日は、初めて音楽をかけながら作業をしました。
天気も最高で、とても心地よく作業がすすみましたよ、ありがとう。
その翌日には、両親が助けに来てくれて、ひたすら目地うち。
テラコッタタイルなので、1本目地という方法で、ちょっと神経を使います。
父は、私が数時間かけてやれる分量の床の目地うちを、1時間ほどでしてくれました。母も、生クリームを絞る要領で、目地に目地材を流し込む作業を、せっせとしてくれました。さすが主婦は生クリームに通じています。
やっと、床タイルは完成しました!!!
鳥の木珈琲の床は、皆様のやさしさでできあがりました。
ありがとうございました。
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